２０１８年１月１６日 今年最大の衝撃 心臓カテーテル検査の結果は
＊心臓カテーテル検査＊
冠状動脈の健全性の検査
心臓は筋肉でできているようなもの。
ずっと生き続けている限り弛緩と収縮を繰り返しています。
そこにはエネルギーが沢山必要になります。心臓にそのものに栄養である血液を供給しているのが、冠動脈です。
年齢や遺伝により冠動脈が硬化したり内径が細くなったりすると、心臓の栄養が届かなくなり、重い物を持ったり坂道を登ると、息切れがしたりします。
この症状が狭心症とも言えます。
この冠動脈のつまり具合を調べるのが、心臓カテーテル検査です。
手首や鼠径部から血管内にカテーテルを通して冠動脈付近で造影剤を血管内に投入。
体の外から造影剤の冠動脈に広がる造影剤の様子キャンして詰まり具合を直接観察できるという仕組みです。
今日はその検査の日
予定は１３：３０から１４：００に開始予定です。
朝から久しぶりに点滴のラインをとって、造影剤を早く排出できるような準備をします。
点滴用のラインを取るのは良いのですが、テープで固定するので腕の毛が邪魔になります。翌日テープを剥がす時がブラジリアンワックス状態です。
今回はそこで学習し、前日にシャワーで腕の毛をそっておきました。
ツルツルです。
右の手首からカテーテルを入れることになっているので左手に点滴を取るはず。と言っても一応右手も綺麗にしておきました。
予定通りに検査へ
１３：３０少し過ぎた頃、お迎えの車椅子が到着。
６Fから１Fへ向かい長い廊下を通って検査室へ
検査室の前では説明してくれた医師が迎えてくれます。
なんと
「鈴木さん、ごめんなさい。救急が急に入ってきてしまって」
なんとここでこんな事に。
１２年前数回検査をしましたが、大抵救急や遅延で時間通りに行くことはなかったので、今回時間通りに呼ばれる事が珍しくはある。
しかし、こんな検査室前まできて延期は初めてです。
一旦病棟へ
とりあえず病室に戻り、次の機会を待ちます。
１５：００頃先ほどの看護師が来て
「ごめんなさい、さらに救急があって後１時間半くらい。。。」
やはり！心カテ検査は大概緊急優先され時間通りにならない事が多いのです。
＊いざ検査＊
やっと検査室に入れました。
やっと私の検査が出来るようになりました。
検査室は大概寒く感じる温度設定です。
薄い検査着だけでは耐えられませんが、厚めのマットがかけられます。
手首を消毒し、麻酔注射
この検査で唯一痛みを感じる場面です。
１回目の麻酔注射は予防接種をちょとだけ痛くした程度の痛みがありますが、それからは痛みを感じません。
カテーテル挿入
カテーテルが挿入されますが、血管そのものに神経は無いので軽い圧迫感だけです。
先端部分が肩付近を通るときに多少通過感がありますが、後は感じません。
撮影
外部から造影剤の動きを捉えるスキャナーが２台顔の付近に寄ったりして目を開けてると怖い気がします。
時々ジーと検査用のX線が連続放射され動画を撮影している事がわかります。同時にこの時造影剤も冠動脈付近で送出されているのでしょう。
複数の医師が観察しており、このタイミングで話し声が聞こえます。慣れてくると各血管のつまり具合を報告する「５５％」とか「２５％」の声があり、自分で何となく判断がついてくるのですが、今回はその声が少なく、「おぉ」「ふーん」という感じの感嘆の声が。。。
３０分も掛からず終了
そうこうする内に検査は終了です。
＊衝撃が走る＊
検査後は血管から入れたカテーテルの止血の為、圧迫止血帯を使って数時間止血します。その処置をした後検査医が一言。
「かなり状態が悪いのでバイパス手術になると思います。」
一番聴きたくなかった言葉が発せられました。
しかも、このまま継続して入院して手術までという流れになるらしい。
落胆のまま病室へ
６Fにエレベーターで戻ると、そこに担当医が別のエレベータで上がって来ていました。担当医も立ち会っておられたのでしょう。私の顔を見るなり。。
「鈴木さん！ 悪いよ、悪い！」
しゅんとなっているところに追い打ちをかけるように大きな声で。。。。
病室に戻り、妻と私を前に状態を説明し、今後最も良い治療計画を説明してくれます。
３月中旬までには退院できそう。
てか、そこまで居るんかい！という話です。
ステロイドの影響がなくなるまで待っての手術。おそらく２月上旬。そこから最低２週間は入院。私の場合、今回の間質性肺炎の影響があり、回復が遅れる可能性がある。
様々考えると３月初旬が妥当なところ。
自営の俺にどないしろって言うんじゃ！
去年の7月から9月ほぼ仕事が途切れ、余裕を使い切っています。
10月からの業務でなんとか取り返しつつありましたが、３ヶ月働けないのは地獄へ落ちろと言われて居る気分です。
はぁ。なんと言う日でしょうか？
