パルスオキシメーター 私はこれで救われた! 家庭に必須!

突然の入院で感じた心の動きとSPO2計を普及させたい思いが詰まってます。

2018年1月5日 ー光が見えてきたー

*希望の光が見えてきた*

先の見えない一日が始まるのか

この日は朝からバイパップで過ごし、絶食が続き、先が見えない長い1日が始まりました。

新たなプロ見参

ここでもう一人の恩人となる経験豊富なB看護師の癒しの看護に触れました。前日深夜の担当は経験浅い看護師でしたが、そこのフォローに回ってくれたのが日勤帯から状況を知って助けてくれた前出のA看護師です。前日夜間担当の経験の浅い看護師の言動には多いなる不安を感じておりました。そこに本日担当のB看護師が現れて話かけられた瞬間その安定感に安堵しました。何から何まで完璧。患者の苦痛を先回りして気遣いができる経験豊富な看護師です。

物凄い看護力

こちらは入院して4日目悪くなるばかりの病状の患者。先が見えず辛いバイパップの呼吸に耐え、いつあけるかわからない夜を耐えている状態。

そこに、こちらが感じていそうな事を先回りして対応してくださるのですからもう驚きです。

こちらの心が読めるの?

例えば、バイパップのマスクが密着して痛い部分にジェル状のパッドを当ててくれる。しかもピンポイントでバッチリな位置にです。肺を広げるため、夜もベッドを起こしているため、お尻が痛くなってきていたのですが、それを言わずとも、床ずれ防止の柔なかマットに交換する。シャワーも入れずゴワゴワな髪をベッドに寝たままシャンプーしてくれたり。またこれが本当に上手で美容室や理容室でのシャンプーよりも上手!

それ以外にも全て、こちらの心を見通している様な看護が続くのです。これは長い経験と患者を慮るパワーの成せる技なのでしょう。

一生このままでも良い?

癒され、心に余裕もできました。この快適な看護を一生受けていたいと本気で思えるのですから凄いです。そこでも一応真っ当な心は私にも残っていて、「そうじゃ無くて早くこの状態を抜けてまともな暮らしに戻るのが、この看護師が一番喜ぶ事だぞ」と自分に言い聞かせてもいました。

 

改めて看護師は凄い

こんな具合で不安を抱える患者にとって看護師の対応一つで、病状は変わりませんが、心に余裕ができたりします。

驚きです。

何とか平静を保つのがギリギリの私の心に余裕が生まれる。病状は何も変わらないのにですよ。これほどまでに看護師の果たす役割は患者にとっては大きなものなのです。

ここでも妻の仕事を深く理解した瞬間でした。

 

*捲土重来! 治療方針決定!*

急性間質性肺炎

午後になり、救急受け入れ時の医師(担当医)から、やはり心臓の影響はほぼなく、何らかの原因で肺の炎症が発生、自己免疫の過剰反応により肺炎が広がったのでは無いかと考えられるとのこと。所謂急性間質性肺炎との判断らしい。この肺炎は三億個もある肺の肺胞が炎症起こす一般の肺炎と異なり肺胞そのものの形が崩れていく肺炎のようです。細菌特定のため9本の採血をして調べても特定できないので、細菌による肺炎とは言えない様子。

ステロイド

ここで、「ステロイドを使いましょう」という言葉が医師から出ました。それを聞いて自分は「これで治りそうだ」と思いました。以前母親が似たような状況になった時にこれを使って劇的に回復した事があった事を思い出した為です。

立ち向かう!

その日は金曜日、成人式の3連休が続き病院も手薄になります。何しろバイパップをまだ使っているので、食べられません。酸素の管理の難しさから絶食状態が続く事になりそうですが三連休中は変更ができません。医師が迷っていたので、自分から「絶食大丈夫です」と宣言し、ステロイドでの治療に向かうことにしました。苦しい中、前向きな対応ができたのは、A看護師、B看護師のプロの仕事があったからこそです。今、書いていても涙腺の弱くなった私の頬には涙がつたっています。

沢山の優秀な看護師の皆様

お二人にフォーカスを当てていますが、他の看護師にも自分を安堵させてくれたプロの看護師が沢山おられました。正しい知識やナイスタイミングでの一言で自分を安心してくださいました。一番悪い状況を戦ってくれたこの2名には特別な思い入れが出てしまうのは無理からぬ事とお許しください。